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2018年11月06日 稲名川霊園

 

本日は兵庫県の猪名川霊園の礼拝堂と休憩棟を見学に行きました。
デイヴィッドチッパーフィールドというイギリスの建築家の建物です。

 

建物は霊園の地形に添った形状をしており、一枚の片流れ屋根の赤土色に着色された塊が、霊園全体のゲートとして配置されています。
エントランスゲートから納骨堂まで軸線がまっすぐに通っています。

 

 

 

 

軸線と建物の交点には庭園があり、稲名川の67種類もの植栽が植えられています。

 

 

 

 

写真では天井の高さや、光の入り方が伝わらないのですが
礼拝堂は間接的な光の静穏な空間でした。

 

 

 

壁、床、天井はカラーコンクリートのサンドブラスト仕上げです。
セパ穴も目立たないように処理されていました。
ちなみに、屋根も同仕上げで、特殊なおさまりの防水が施されていました。

 

 

厚み400mmのカラーコンクリートサンドブラスト壁の建物は重厚感と厳粛さと親密さをあわせもった建物でした。

 

(坂本)