BLOG

2014年10月23日 アメリカ建築視察(前)

 

先週、建築家協会の企画でアメリカ西海岸へ建築視察に行ってきました。

 

前半はロサンゼルス近郊で、後半はアリゾナ州のフェニックス近郊という旅程です。

 

まず訪れたのはレイモンド・キャピー邸。

 

 

 

急な斜面地に溶け込むようなつくりで、内部の光の入り方など、とてもきれいで感動的でした。

 

 

次にケーススタディハウス#8。

 

 

家具デザイン等でも有名なイームズの自邸です。 残念ながら中に入ることはできませんでしたが、学生時代の授業に出てきた建物を実際に見れたのは良かったです。 とても軽やかな印象を受けた建物でした。

 

 

リチャード・ノイトラ自邸。

 

 

 

建物内外の空間のつながり方が心地良い住宅です。

 

 

フランク・ロイド・ライト設計のバーンズドール邸。

 

 

改修が遅れていたらしく内覧ができなかったため、外観のみです。

 

 

ケーススタディハウス#22

 

 

 

 

最高のロケーションに建つ、とてもシンプルな構成の住宅です。

 

経済的で効率良く建てられる実験住宅のひとつですが、そのようなコンセプトがあったからこその結果のようにも思います。

 

 

ギャンブル邸

 

 

 

チャールズグリーン、ヘンリーグリーンの兄弟が設計した住宅です。

 

内部は撮影不可のため外観のみですが、シカゴ万博での日本館に影響を受けたとされる架構が見られます。

 

工業化が進むアメリカの中で手作業にこだわってつくられた建物とのことです。

 

 

シンドラーハウス

 

 

 

建築家、ルドルフシンドラーの自邸で、コンクリートパネルと木の混構造です。 一般的な寸法に比べると、部分的に天井高さが低めになっていたり、階段幅が細かったりしていますが、何も問題なく、落ち着いた雰囲気が感じられます。

 

少し多くなりましたので、残りは次回に紹介したいと思います。

 

(福山)