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2018年04月26日 地盤改良

 

平野区の住宅の地盤改良工事です。
計画地はあまり硬い地盤ではなく、地盤改良か杭工事が必要となりました。

 

セメントによる表層改良や柱状改良は発がん性物質の六価クロムを発生する可能性があり、鋼管杭は今後建物や土地を売った時に地中障害となってしまいます。

 

今回の計画では、土壌汚染にもならない、埋設物にもならない天然砕石を仕様した地盤改良工法を採用しました。
この工法は砕石の圧密した柱を地盤に入れていくので、土地の水はけがとてもよくなり、地盤沈下等にもすぐれた工法となります。
錆びる事も折れる事も有害物質を排出する事もなく、将来地面を掘るときにも一切邪魔にならないという、無公害な環境貢献工法です。

 

 

写真は掘った穴に砕石を徐々に入れ転圧しているところです。

 

(坂本)